本当の自分は
クリストファー・モーリー
仮装がなければ見つけられない
皆様こんにちは、酒好きブロガーのシサカです!
残暑が過ぎし日々を皆さんどうお過ごしでしょうか。
そして、その残暑が和らいだ10月における最大のイベントといえばそう、ハロウィンです。

ハロウィンとは、古くは死者の霊を迎える祭りとして始まり、秋の収穫を祝うイベントとして親しまれていましたが、現代では“日常の疲れを派手に吹き飛ばすお祭り”というのが多くの方の認識ではないでしょうか…。
仮装とカボチャで街は賑わい、その経済効果は計り知れないものがありますね。
そして、古来より「お祭り」と切っても切れない関係であるのが、そう「お酒」であります。
お祭りの夜は、グラスにも「特別」を纏いたくなるもの。
お酒とは味以外にも、名前、色彩、香り、グラスの形状…。
これ以上ない映えの装置です。
ハロウィンにぴったりな一杯を選ぶことで、場が華やかになり、脳内は幸せホルモンで溢れ、パーティータイムを彩ってくれます。
ということで今回は、ハロウィンの夜にふさわしい6つのカクテルをご紹介します。
(名前からして明らかにハロウィンに寄せているものもありますが、それが良さであります(笑))
それではいきましょう!

ハロウィンカクテル6選
ブラッディ・メアリー

レシピ
【材料】
・ウォッカ:グラス1/4
・トマトジュース:グラス3/4
・カットレモン:1個
・スティックセロリ:1本
【作り方】
①氷を入れたグラスにウォッカとトマトジュースを入れてステア。
②エッジにカットレモンを飾り、スティックセロリを添える。
トマトジュースとウォッカをベースに、タバスコやウスターソース、レモンジュースでスパイシーに仕上げた定番カクテルです。
赤い液体が血を連想させ、吸血鬼をテーマにした演出にもぴったりです。
セロリスティックやオリーブを添えると、見た目も華やかになりますね!
辛味と酸味のバランスが絶妙で、食前酒としても優秀なので、ハロウィンパーティーの始まりにちょっとした刺激を加える一杯としておすすめです!
パンプキンマティーニ

レシピ
【材料】
・バニラウォッカ:60㎖
・パンプキンパイクリームリキュール:30㎖
・クリーム:30㎖
☆ハロウィントッピング
・ナツメグまたはシナモンパウダー:適宜
【作り方】
①シェイカーに氷と材料をすべて入れシェイク。
②冷やしたマティーニグラスに注ぎ入れる。
③お好みでシナモンスティックやナツメグを飾りとして添える。
パンプキンリキュールやバニラウォッカ、クリームなどを使った甘くて濃厚なカクテルです。
かぼちゃの風味が秋らしさを演出し、ハロウィンの雰囲気にぴったりです。
口当たりはまろやかで、ほんのりスパイスが効いた味がします。食後の一杯としても最適で、甘いお菓子との相性も抜群。
ホイップクリームやシナモンをトッピングすると、デザート感覚で楽しめます。
ブラックルシアン

レシピ
【材料】
・ウォッカ:40㎖
・コーヒーリキュール:20㎖
【作り方】
①氷を入れたグラスにウォッカとコーヒーリキュールを注ぎ軽くステアする。
(※シェイクでも可。口あたりがまろやかになる)
ウォッカとコーヒーリキュールのみで作るシンプルなカクテル。
漆黒の液体がロックグラスに沈む様子は、ハロウィン特有の夜の闇を思わせます。
コーヒーの香りが立ち上る瞬間、静かな夜にぴったりの余韻が広がります。
甘さも控えめなので、静寂や大人の雰囲気を演出したいときにもおすすめです。
デス・イン・ザ・アフタヌーン

レシピ
【材料】
・アブサン:40㎖
・シャンパン:60㎖
【作り方】
①グラスにアブサンとシャンパンを注ぎ軽くステアする。
アブサンとシャンパンを合わせた、ヘミングウェイ考案のカクテルです。
名前のインパクトと、アブサンの妖しい黄色とシャンパンの泡が幻想的な雰囲気を加えてくれるのでハロウィンにぴったりの一杯です。
口に含むと、アブサンのハーブ香が広がり、シャンパンの軽やかさと混ざり合って不思議な余韻を残します。
飲みすぎ注意の一杯ですが、儀式のような気分で味わうと、より楽しめるのではないでしょうか。
久保田ハロウィンコーヒーカクテル

レシピ
【材料】
・久保田 純米大吟醸:グラス1/4
・エスプレッソコーヒー(加糖):グラス1/2
・生クリーム(6分立て):グラス1/4
☆ハロウィントッピング
・チョコレートペン:適量
・ナツメグまたはシナモンパウダー:適宜
【作り方】
①グラスに久保田 純米大吟醸とエスプレッソコーヒーを注ぎ混ぜる。
②①の表面に6分立てにした生クリームを浮かべる。
③チョコレートペンでくるくると円を描く。
引用:KUB◎TAYA
朝日酒造の名作、日本酒「久保田」と、エスプレッソ、生クリームを合わせた和洋折衷のカクテル。
意外性のある組み合わせながら、深みのある味わいが魅力です。
日本酒の繊細な香りと、コーヒーの苦味が絶妙に調和し“ホラーナイト”の余韻を残します。
グラスの模様や照明の使い方で、幻想的な雰囲気を演出することができますし、チョコペンで蜘蛛の巣模様を描けば、めちゃくちゃ映えるのは言うまでもありません!
興味のある方は是非
ジキル博士

レシピ
【材料】
・テキーラ:45㎖
・ホワイトキュラソー:15㎖
・クランベリージュース:15㎖
・グレナデンシロップ:5㎖
☆ハロウィントッピング
・マラスキーノチェリー:数個(お好みで)
【作り方】
①テキーラ、ホワイトキュラソー、クランベリージュースをシェイカーに入れシェイクする。
②タンプラ―に注ぎ、グレナデンシロップを沈めます。
③マラスキーノチェリーを飾る。
テキーラ、クランベリージュース、グレナデンシロップで作る赤いカクテル「ジキル博士」。
飲み口はフルーティーながら、テキーラの力強さはしっかりと残ります。
その名の通り、「二面性」をテーマにしたカクテルで、甘さと刺激が共存する味わいは、
ふたつの異なる人格を宿したストーリー性を想像させますね。
仮装した自分にぴったりの“変身酒”として楽しめるのではないでしょうか。
飲み物にもハロウィンを

今回ご紹介した6つのカクテルは、飲む人を”物語”の中へと誘ってくれます。
ハロウィンの夜というのは、つかの間の幻想を楽しむ舞台。
だからこそ、飲み物にもストーリーを込めたくなりますね。
そして、照明や装飾と組み合わせることで、カクテルは単なる飲み物に留まらず、空間そのものをファンタジーへと昇華します。
手にしたお酒に込められた物語を感じながら、幻想に酔ってみてはいかがでしょうか。
ハロウィンは、五感すべてで楽しむ夜。
どれを選ぶかによって、記憶の残り方も変わってくるはずです。
今宵、あなたはどの魔酒を手に取るでしょうか?
Trick or Treat。
素敵な夜をお過ごしください。
ではまた。
サラリーマンしながらブログ運営しています。
お酒にまつわる情報や考えを、心理学や哲学など色んなネタを絡めながら発信してます。
気分によって文体がコロコロ変わるので悪しからず。

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