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『通』だと思われたい奴ちょっと来い!BARで差をつけれるカクテル4選

皆様こんにちは、酒好きブロガーのシサカです。

突然だが、皆さんはBARでお酒に関するトリビアを話しながらカクテルを嗜む。

そんな大人な自分を想像したことはないだろうか。

そして特に男子諸君は誰しも、

そして同時に、

素人

けど何頼めばいいかわからん・・・。

とも思っているはずだ。

案ずるな、こういう時のために俺がいる

という事で今回はお店でオーダーしたら『通』だと思われそうなカクテル4つを紹介しよう。

目次

アドニス

シェリー酒の上品さが生きたアペリティフ(食前酒)

1884年、ブロードウェイで500回も上演された「アドニス」の大好評にあやかって考案され、当時ニューヨークのホテルで流行したそうだ。醸造酒だけを用いて作るカクテル中では最も知名度が高く、素晴らしい食前酒としても有名な一杯。ちなみにアドニスという名前の由来は、ギリシャ神話に登場する美を司る女神アフロディーテ(ヴィーナス)に愛された美少年の名前から。

アドミラル

音楽家のアレンジでジャズ・ファンの為の一杯

ジャズ・ファンならおそらく知らない人はいないであろうベニー・グッドマン。1938年、格式高いカーネギー・ホールにスイング・ジャズを持ちこんで歴史的な演奏を行った。このカクテルは彼が雑誌「エスカイヤ」の注文(今でいうコラボ)で考案されたものだが、ベースはウイスキーでありながら、副材であるベルモットの分量を多くするのがグッドマン流アレンジだったともいわれている。

ちなみにアドミラルとは「大将」や「提督」の意味を持つ。
有名ジャズプレイヤーが考案したという事で、海外でも広く知られている一杯であり、飲み過ぎると左右にスイングしてしまうといういわく付きのカクテルである。

ハーベイ・ウォールバンガー

酔って名を残したハーベイ伝説 酒飲みは言い訳に使う?

ハーベイとはカリフォルニアに実在したとされるサーファーの名前から。ある日、大試合に挑んだハーベイだが無念の敗退。ヤケクソ気分でスクリュードライバーにガリアーノを加えところ、思い切り泥酔してあちこちの壁をたたきながら帰ったところから「壁叩きのハーベイ」と名付けられそれがカクテル名の由来となった。

飲み過ぎると壁を叩きたくなるといういわく付きのカクテルである。

ホーセズ・ネック

競馬好きなら馬と縁のある黄色いカクテルを

ネーミングは”馬の首”のこと。

米国の競馬ファンに愛されてきた、一杯でレモン一個分のビタミン・・。ではなく、一個分のピール(皮)を使用した大胆なカクテル。レモンの皮がそう見えるという説と、米国大統領セオドア・ルーズベルトが趣味の乗馬の際に馬の首を撫でながら、このカクテルを飲んでいたというエピソードが由来になったなど諸説ある。

オーダーすれば通だが、レモンの皮で馬の首を作らなければいけないため高確率でバーテンダーに嫌がられる(顔には出さないだろうが)いわく付きのカクテルである。

まとめ

『通』の正式名称である『通人』という単語を辞書で引いてみる。

すると、

①多くの物事を知っている人、広い知識を持っている人、物知り。

②粋な人、花柳界の事情をよく知った遊び上手な人。

とある。

情報集めも結構だが、それをやり良すぎるくらいなら、自ら現場に足を運び、プロの作ったカクテルを味わった方が遥かに勉強になる。

残念ながらこんなブログを頼って「通だと思われたい」等と考えてる時点で君たちが思い描いている「通な自分」という理想像からどんどん遠ざかっているという現実に早く気づいた方がいい。

百聞は一見に如かず。

机上で空論に耽ったところで通人にはなれない。

いつの世もリアルは現場にしか存在しないのだ。

とはいえ上で紹介した4つのカクテルは先人達が趣向を凝らした末に生みだした素晴らしい作品である。

通だと思われたいなどと浮かれた下心抜きでも一度味わってほしいと思う。

上辺の情報も時には大事かもしれないが、それよりも大事なのは現場にしかないプロの作ったカクテルの味や、店の空気を体感することであると思っている。

万里の道も一歩から。

これを読んでいる同志たちがいつの日か、自らが思い描いた「通人」になることを心より願っている。

私も精進しようと思う。

ではまた。

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この記事を書いた人

サラリーマンしながらブログやってます。
好きなお酒にまつわる情報や考えを、心理学や哲学など色んなネタを絡めながら発信してます。

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