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休肝日って必要なの?その問いに答える

休憩しよう。
昼も夜も休みをとらずに働けば病気になるのは避けられない。

ローター・J・ザイヴァート

皆様こんにちは、酒マニアのシサカです。

酒のみの皆さんなら、休肝日をつくれ!というフレーズを一度は聞いたことありますよね?

それって本当なのか調べてみたので書いておきます。

目次

結論:不要。(ただし条件がある)

現在は週単位で摂取量をコントロールするのが主流

「週に1日か2日は休肝日」というのが何故か常識になっていますが、これは半分間違いなのです。

なぜなら我慢した反動で翌日に浴びるように飲んでしまっては休肝日の意味がないからです。

なので、現在の考え方ではアルコールの摂取量は1週間のスパンで管理するほうが良いというのが新たな常識となっているのです。

そのため、きちんと週内での飲酒量をコントロールできるのであれば休肝日は必要なし!ということになるのです。

摂取量の上限(1週間)

以前の記事で書いたように厚生労働省は「純アルコール量の適切な摂取量は20g」としているので、

許容量の上限を一日あたり40gと定義した時、1週間の摂取量は、40g×7=280gとなりますのでこれに収まるようにコントロールする必要があります。

これをドリンクに換算すると、

ビール → 中瓶で14本(アルコール度数5度、500ml、純アルコール量20g)

ワイン → グラス14杯(アルコール度数14度、約180ml、純アルコール量20g)

となります。
いかがでしょうか?(これを少ないと思った方は日常的に少し飲み過ぎているのかもしれませんね。)

これを知っておけば休肝日で酒が飲めないストレスからも解放されるかもしれませんし、週末にイベントがあるので前半はセーブして当日にたくさん飲む!という飲み方も戦略的に出来るので参考にしてもらえると幸いです。

ただし女性はもっと少ないかも!?

ただし女性は摂取量の数字がもっと低くなる可能性があります。

それはなぜかというと女性の場合、多くの方は男性に比べて体が小さいので比例して肝臓のサイズも小さくなり、また体の水分量が少なくなる事からアルコールの処理能力が低くなると考えられているためです。

また、女性ホルモンがマイナス因子になってしまうと言われていまして、たとえ飲酒量と体重が同じ場合でも女性の方が血中アルコール濃度が高くなりやすいのです。

そのため、世界各国の基準を見ても、ほとんどの国で女性の一日の許容量の上限は男性の半分~3分の2程となっています。(日本の場合、女性の明確な適量は記載されていない)

基準飲酒量(g)1日許容量(g)
男性女性
オーストラリア104020
オーストリア103020
カナダ13.513.513.5
デンマーク123627
ニュージーランド103020
イギリス824-3216-24
アメリカ合衆国142814
出典:厚生労働省e-ヘルスネット

なので女性の方は飲酒時はより慎重になさってください。(世の中には酒豪女子も存在するので一概には言えませんが)

まとめ

というわけで飲み過ぎなければ休肝日は必要なし!が結果でした。

なかなか管理が難しいのがアルコールというものですが、最近はスマホのアプリで管理する人も増えているそうなので、一度使ってみるのもいいかもしれませんね。

これから年末にかけて何かと酒席が増えると思うので、どうか皆さんお気を付けてお酒を楽しんで下さい。

ではまた。

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この記事を書いた人

サラリーマンしながらブログやってます。
好きなお酒にまつわる情報や考えを、心理学や哲学など色んなネタを絡めながら発信してます。

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