酒は心の香水
丸山 和也
皆様こんにちは、宅飲みマニアブロガーのシサカです!
皆さんは『食前酒』というものをご存じだろうか?
セレブたちが飲んでそうなこういうやつだ。

今回は日本ではあまり認知されていない『食前酒』についてお話しようと思います。
そもそも食前酒とは?

『食前酒』とはその名の通り、食事の前に飲むお酒をさしておりまして、食欲増進のために飲むお酒ですね。
その後の食事の邪魔にならないよう少量のお酒を飲むのが一般的です。
日本では、ワインなどをベースにした比較的度数の低いカクテルを飲むこと多い。
発祥

諸説ありますが食前酒文化の発祥は18世紀イタリアで、貴族たちの間で広まりその後ヨーロッパ全土へと伝番したといわれています。
ちなみに
食前酒のことを、イタリアでは、Aperitivo(アペリティーボ)といい、日本や欧米などではフランス語読みのAperitif(アペリティフ)の用語が一般的だそう。
意味は一緒ですが、場合によっては通じない事があるので注意が必要です。
なぜ食前酒をのむのか?

食前酒の主な役割としては、アルコールで適度に胃を刺激し食欲を増進させることにあります。
胃液や唾液等の消化液、消化酵素の分泌も促されるので消化器官への負担を和らげる効果も期待できます。
海外では食欲増進というよりも、アルコールで精神をリラックスさせる効果、つまり楽しい時間を過ごすために心身を整えるという意味合いの方が強いようですね。
特にヨーロッパでは、外食を頻繁に楽しむレストラン文化が盛んなので、レストランとバーが一体化している形態の店が数多くあり、食事の際はすこし早めに行きバースペースで食前酒を飲み始め、30分~1時間ほど過ごしてから食事に移るのが普通で、ディナー前にバーカウンターが混雑しあうというのはよくある光景なのだそう。
(日本人の感覚からするとすごくオシャレに見えますね)
どれくらい飲むのか?

1~2杯くらいがオススメです。
それ以上飲むともはや食前酒じゃなくなってしまいそうですし(笑)
杯数といよりも自分がほろ酔いで気分よく会話ができるくらいの分量にするのがよいでしょう。
オススメの食前酒3選

食前酒とはあくまで概念であり明確なジャンルとしてのカテゴライズはありません。
好きなものを注文すればいいですが、それ故に何を頼めばいいかわからない。そんな方も多くいらっしゃると思いますので、定番のカクテルを紹介させていただきます!
ミラノ・トリノ

【度数】22度
【レシピ】
カンパリ:60㎖
スイートベルモット:60㎖
食前酒文化のエポックメイキング的カクテル。
名前の由来は、ビターリキュール発祥の地「ミラノ」と、スイートベルモットの本場「トリノ」から。
カンパリ創業者である、ガスパーレ・カンパリが経営するカフェでこのカクテルを考案したのが始まりと言われています。
後で紹介するアメリカーノ、ネグローニの原型になった、食前酒のマスターピースと言えるでしょう。
アメリカーノ

【度数】9度
【レシピ】
スイートベルモット:30㎖
カンパリ:30㎖
ソーダ:適量
上記のミラノ・トリノが欧米に伝わり、アメリカ人が自国向きにアレンジして誕生したカクテル。
欧米ではスイートベルモット等のハーバル的なフレーバーに馴染みがないため、炭酸水を足してさっぱりした飲み口にアレンジして仕上げたカクテル。
ちなみにアメリカーノとはイタリア語でアメリカ人を意味します。
ネグローニ

【度数】25度
【レシピ】
ドライ・ジン:30㎖
カンパリ:30㎖
スイートベルモット:30㎖
アメリカーノのレシピの炭酸をジンに変えたカクテル。
イタリア、フィレンチェの老舗レストラン「カソーニ」のバーテンダーがネグローニ伯爵の為の食前酒を考案し、それを気に入った伯爵が自身の名前をつけることを許可したというエピソードを持つカクテル。
カンパリのほろ苦さとスイートベルモットのかすかな甘みがジンの鋭さを中和させ、度数は高めでも飲みやすくなっています。
ちなみに世界のカクテル・セールスで1位を取ったこともある定番の大人気カクテルです。
ちなみに・・
ちなみに今回紹介したカクテルは
- カンパリ
- スイートベルモット
この2つのボトルさえあれば自宅でも簡単に作ることが出来るので、夕食の前に食前酒を作って楽しみたい方、単純に宅飲みをアップグレードさせたい方にも非常におすすめです。
まとめ
いかがでしょうか。
食前酒は日本ではまだまだ馴染みのない文化ではありますが、個人的にはもっと広がってほしいと思っています。
飲食業界を盛り上げる材料になって欲しいし、そして何よりも大切な恋人や友人と過ごす時間をさらに良いものにするためにお酒というものは非常に有益なツールとして一役買ってくれると思っています。
食前酒文化が浸透しているからよい、してないから悪いという話ではなくお酒の飲み方ひとつ取っても国によって文化、スタイルが全く違うという事。
よりよい時間を過ごす為に今まで知らなかった文化に触れ、知見をアップデートさせるというのもまた人生の醍醐味なのではないでしょうか。
僕もまだまだ知らないことは山のようにあるので何かいい情報があれば教えてくれると幸いです!
ではまた。

サラリーマンの傍らブログ運営。
お酒にまつわる情報や考えを、心理学や哲学など色んなネタを絡めながら発信しています。
気分によって文体がコロコロ変わるので悪しからず。


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